<グルとは何か?!タントラ・グルとの時間を終えて・・・>
インドからバリ島へ来島された、伝統タントラのグルとの修行を終えて、チェタナは先日、家に帰ってきました。
「タントラ」と称される、さまざまな教えやプラクティスの中で、
伝統的なタントラを安全に習える場所というのは、実は、かなり、限られています。
例えばインドに旅すると、「タントラのイニシエーションをしてあげる」みたいなグルが、ウヨウヨしている、といったように・・
タントラはエネルギーを扱うため、扱う当人が、どれだけ浄化されているかに、全てがかかっています。
昔から今に至るまで、たくさんの「タントラ・グル」や世界的なタントラスクールの代表や先生が、生徒の知らないところで、エネルギーを悪用したりといった事が絶えません。
人生をかけて修行し、真っ当な意識・エネルギーを伝えるグルに巡り会えたこと、私自身は、本当にありがたく感じています。
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さて、「グル」という言葉に、ピンと来ない、と感じていませんか?
新興宗教などの印象で、カルトっぽいイメージを、持つ人も少なからず。
そして、グル盲信で、危ない道に落ちる人も、実際少なからず。ですが・・・
本来、グルとは、日本語で言うと、単に、「師匠」です。
日本の伝統でも、師匠って、大切にされますよね。
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なぜ、師匠が、大切なのか?
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師匠は、これまで、様々な修行や経験を積んできていたり、
あるいは前世などのカルマで、高い次元から今世を始めていたりして、
生徒がまだアクセスできない次元から、本人が見えないところから、
どう生徒を導くかを、わかっている人達。だから、師匠は大切です。
また、師匠の元にひざまずく事ができる と言うことは、
盲信している、と言うことではなく(その場合もありますが・・・)、
ひざまずけるだけの、謙虚さ、エゴを捨てる覚悟がある、という事。
なので、「師匠を持てる」と言う事が、大切です。
何かを習うときは、守破離と言って、
最初は伝統や教えを忠実に守る事から、始めていきます。
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伝統タントラは、わかりやすく言うと、日本の真言・天台密教にかなり近い世界で(これらはタントラ仏教ですが)、
秘法も含まれるので、人に教えること、共有することは禁じられています。
MEZAMEでは、その思想、アプローチの根元にあるものを、現代の私たちの人生・生活に合う形で、教えてきました。
改めて、これまで伝えてきた、伝統タントラのエッセンスを再確認し、
さらに、そのエッセンスをよりクリアに突き詰めた形で、これからみなさんにもお伝えしていきたいと思っています。
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わかりやすいタントラのイントロ講座シリーズは、こちら →
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