2月 7, 2017 | コンシャス・ダンス

ダンスを通じた、動く瞑想(ムービング・メディテーション)ー またの名を、コンシャス・ダンス。
ヨガブーム、瞑想ブームに続いて、現在、世界各地で急速に広まっています。
古来から、瞑想的なダンスは、寺院や神社の舞踏、先住民の自然神に捧げる舞、などを通じて、表現されてきました。
私達の身体が、深い叡智を持ったもの、神秘につながる媒体である事が、理解されていたとも、言えます。
コンシャス・ダンスでは、座っての瞑想と対比的に、動き・踊ることを通じて、
体の中で動き出すエネルギーを見つめ、
体の声と叡智を信じて踊る中から、自己の発見や癒しが自然に生まれてきます。
ダンスはまた、周りの人々・自然との深いつながりを作り出すもの。
コミュニティが、ダンスを通じて、育っていきます。
私自身、2014年からコンシャス・ダンスのプラクティスを始め、
様々な師匠から学ぶ中で、生き方にダイナミックな変化が生まれ続けています。
プラクティスを通じた日々の発見を、ブログで表現していきます。
2月 7, 2017 | 自然に根ざした社会

太陽の光をはじめとして、自然の豊かさを受け取りながら生きている、私達、人間。
自然界は、”ギフト” ー天賦の才能を与える事、受け取る事ー で成り立つ世界です。
自然の世界のギフトの例は限りありません。
森が雲を呼び、山に雨水から生まれる清流が流れ、
土と水と光が植物を育て、
植物が動物の排泄物を栄養として育ち、
蜂や鳥が蜜や果実を受け取りながら、
受粉や種の散布を手伝う・・
世界各地で、自然に見習うかのように、ギフトで成り立つ経済*や、
お金を通じた交換だけに頼り切らない、人と人とのつながりに成り立つ経済、
を作り出す、様々な試みの例が、続々と増えているのは、自然の持続可能なあり方を、
学びたい人たちが増えているからとも言えます。
*ギフトで成り立つ経済:交換を期待せずに与える事、受け取る事から成り立つ経済(贈与経済とも呼ばれる)
自然界の成り立ちから学びながら、幸福に、自由に、そして持続可能に生きるための
社会のあり方、お金・価値交換、経済のあり方とは何か、、旅をしながら訪ねたコミュニティ・経験した事を、
ブログなどを通じて、伝えていきたいと思います。
2月 4, 2017 | 女性と自然, 野性の意識 Wilderness awarenss
今、世界中で、女性が内なる野性・外なる野性に還り、輝き始めています。

過去数年間にわたって、女性の輝きと自然とのつながりについて、発信を続けてきました。
女性が、都会の多忙な生活を抜けて、自然豊かな土地に身を置き、
野性・大自然とのつながりを取り戻すとき、
内に秘めた生命力と、本来的な野性とのつながりが、再度輝き始めるのを、
世界中で、幾度となく目にしてきたからです。
女性は自然。
女性は古来から、月と子宮のつながりに象徴されるように、
”大自然との深いつながりを体現する存在”
でした。
あるがまま、しなやかに美しく生きる女性の姿を、
”野性の自然が体現されたもの”
とした表現が、古来より世界各地で存在して来ました。
女性は、内なる自然・外なる自然の声に静かに耳を傾け、
感情と直感を通じてメッセージを受けとる受容的な力:陰、
そして、大地から湧き上がる根源的な野性のエネルギーを自身の力に変え、
パワフルに発信する力:陽を持っています。
変わっていく女性の生き方と、世界
女性が体と感情・直感の持つ、たぐいまれなる野性の言語を取り戻すとき、
女性の生き方と、世界はどう変わっていくのでしょうか?
本来、世界は陽と陰、男性性と女性性のバランスの上に成り立つもの。
現在の世界は、”男性性的”な要素に圧倒的に偏っています。
その中で、女性自身の体と生き方が、バランスと、本来の力を失っています。
女性が自然とのつながりを内に外に取り戻すとき、女性が輝き始める:エンパワーメント、が自然に起こります。
女性1人1人が自然の力を持って輝き始める事は、世界のひずみを癒すことにも、最終的に、つながっていきます。
”聖なる女性性(セイクリッド・フェミニン)”の意識、女性のためのタントラの普及、
女性の内なる野性への回帰、外なる野性である大自然とのつながり直しといった、
世界中の女性たちのトランスフォーメーションが、これからますます、加速していくでしょう。
あなたは、野性との出会いを通じて、自分自身の本質を、どう見出していきますか?