12月 3, 2018 | コンシャス・ダンス, タントラ
私のヨガ師匠には、「死ぬ練習を、常にしておきなさい」と言われています。
ですが先日、一人暮らしの父と会った際に、「私、死の事をよく考えるんですよ〜」
とふとつぶやいたら、こわばった顔で、「そんな事はまだ考えなくていいの!」といなされました。
事故で何回か死にかけている私には、死は身近なものです。
お父さんは、死って、不吉なもの、暗いもの、怖いもの、と思うのかなぁ、と思いました。
「死」—自分という存在が消えるという「虚無」ーは、
不治の病になったり、年老いるまで、避けておきたいテーマ、と思って、なるべく顔を背けていないでしょうか?
でも、死は、何がもっともあなたにとって、大切なものなのかを、浮き彫りにしてくれます。
生の有り難みを、最も鮮烈に、リアルに、感じさせてくれるものだからこそ、
生きている間に、正面から、向き合わないのは、あまりにも勿体なさすぎるテーマです。
日々、なんとなく生きていると、生きていることのありがたみや実感は、わきづらいかもしれません。
でも、本当に明日、死ぬ可能性がある・・と、本当に気づいたら、
今この瞬間が、どこにいても何をやっていても、奇跡のように思えるでしょう。
人を傷つけることをしたり、ネガティブなことを言ったり、
被害者意識で生きているヒマが、人生にはないことにも、気づきます。
終わりがあるから、生が美しい。生き物は死ぬからこそ、DNAが次の世代に受け継がれていきます。
私には子どもがいませんが、女性にとっての出産という体験は、体がバラバラになるような、猛烈な痛みも伴った、
まさしく死と再生のシミュレーションですよね。その過程で、エクスタシーを感じて、
悟りを開くような経験をする女性もいます。
そして、冬は、まさに「死」の季節。
木の葉が枯れ、気温は下がり、生命が目に見える自然界から、引っ込んでいく季節。
暗い地底に、命の炎が隠される季節です。
1つの巡りを手放し、ゼロに戻る。
潔く手放す事で、全く新しい生命が生まれる。自然界が教えてくれる智慧です。
というわけで、12/22京都で、「死と再生」をテーマにした、ヒーリング・ダンス・瞑想のワークショップを、
開催する事にしました。
概念としての死ではなく、体で、死を感じてみる。(拷問とか痛いのは、なしです笑)
体で、再生を感じてみる。
私の経験では、本当に癒される、安堵する経験ですよ〜。
そして、本当に大切なものは何なのか、自分は短い人生で、何を本当にこの世に残したいのか、
に出会う事ができます。
そんな時間を、共に過ごしに来てみませんか?
◆死と再生◆冬至x満月☆ヒーリング・瞑想・ダンスワークショップ – Kali –
12/22(土)11 AM – 4:30 PM @出町柳駅近く
●1年の終わり、自分が空っぽになるぐらい、悲しみや嘆きや、ネガティブなエネルギーや、しがみついている関係や、終わったストーリーを手放して、スッキリと新年に向かいたい。
●いつまでたっても手放せないものがあって、心が苦しい。
●自分の”死”って何か、いつも惹かれるけど怖い。蓋をしていた心の闇に、向き合ってみたい。
そんな、あなたに。
<死ぬ事は、生きる事ぐらい大切-手放す事は、手に入れる事ぐらい大切>
冬至は1年で1番、暗闇の時間が長い、特別な日。
世界中で<手放す事としての”死”、死からしか始まらない未来>をテーマに、人々が集う日。
体を使ったスペシャル1dayワークショップを通じて、一度すっきりと”死に”、鮮やかな心と体の再生を、遂げましょう????
◆哀しみ・嘆き、怒りといった、普段持っていきようのない感情も含めて、安全なグループの場で体全体で表現し、手放す事のできる環境です。
◆手放すために、体と感情を、存分に動かしていきます。
限定人数での募集ですので、お早めにお申し込みください✨
参加費 早割7,000円(12/15までのお申込み) 8,000円
場所 お申し込みの方にご連絡します。
お申し込み http://forestbeats.net/program_application
持ち物・服装:水筒、踊りやすい服装、ブランケット。
<会場への行き方はこちらです>
http://gekken.net/SW_IKIIKI/index.html
<内容>
・死と闇に向かい合う、瞑想
・手放す、破壊と再生のコンシャス・ダンス(*)
・不要な感情と記憶を手放す、感情リリースのワーク
・死と再生の儀式(怖いものではありません・・♫)
<これまでの参加者の声>
「安心できるスペースで、神聖な力に守られながら、自分の奥深くとつながり、進化していける貴重な体験ができるワークだと思います。」
「参加者のみなさんとの深いシェアリング、共感の涙。ここならシェアできる安心感。誰しもが痛みやトラウマを抱えている。それらと安心して向き合える場所はとても貴重。」
「今まで、どのワークでも、自分の中に幼児期のトラウマが何なのか分からないというか、たどり着けなかったのですが、自分が抱えていた思いが分かり、自分の中の幼い自分を受け入れやすくなりました。」
7月 28, 2018 | コンシャス・ダンス, 女性と自然, 聖なる女性性・セイクリッドフェミニン
11月の大地の女神リトリート@京都では、8月の豊穣の女神リトリートに続いて、
全身と、および、子宮から、感情・トラウマをリリースする、パワフルで、珍しいワークが入ります。
前回のブログでは、無理をしないで受け取る、与える、という事を、書きました。
今回は、女性が、真に豊かな人生を送るために=愛のエネルギーに満ちているために、
感情・トラウマを解放する事が、いかに大切かを書きます。
<愛と豊かさを受け取る前に、自分をクリーンにする>
豊かになる、リッチになる、出会いを得る、こういったテーマの本やワークショップなどは、まずは前提をぶっ飛ばして、
何がほしいか、どうやったら得られるか、に集中しているものが、多いです。
でもですね。
受け取る器が、すっきりとクリーンでないと、
洗っていない花瓶に水を注ぐと、底に沈殿した汚れが浮き上がってくるように、
豊かさや、愛にオープンになる前には、心と体の中の、ブロックを、お掃除しておく必要があります。
感情・トラウマって、体の奥に、凍りついた形で、刻まれているんですよ。物理的に、です。
私個人的に、今回のワークショップに向け、トラウマリリースのワークを沢山していて、しみじみ、感じます。
奥底に凍りついたものを、溶かさねばならない・・・という事を。
いざ、愛が来れば、自然とブロックは溶ける、と思うかもしれません。
しかし、、、実はこれらのブロックが強いほど、
実際に新たに流れ込んでくる、愛のエネルギー:例えばそれは、男性からのエネルギーかもしれませんし、
お金や豊かな時間の流れ、かもしれませんし、それらを、押し戻します。
豊かに受け取り、与えるために、これらのトラウマは、子宮から、全身から、リリースされねば、ならないんです。
<女性は生まれる前から受け取る体質なのだ!>
女性性の特徴、受容性。 女性器の事をイメージしてみれば、わかりやすいですね。
優しさでリラックスさせ、相手を無限の愛で包み込む、美しい素質です。
しかし。この素質が逆に働いて、”受け取らない方が良かったかもしれないもの”も、知らずに受け取ってしまった、
そういう女性が、実に大半です。
実は、女性の受容性がすごく高いのは、胎児の時期、幼少期から始まっているんです。
家族や周囲の環境に、生まれつき女性の胎児や女の子はすごく敏感に反応し、対応する事が、知られています。男の子に比べ、断然敏感なのです。
生まれ育ちで、もうごくごく自然に、人生の前提として受け取ってしまった、欠乏感も、
体の奥底に、刻み込まれているかも、しれません。そうであれば、
こういったものも、リリースしましょう。
<安全・安心のトラウマリリースで、得られる事とは?>
「トラウマ」を解放する、と聞くと、あまりそんなワークの経験のない人には、「怖い」と感じるかもしれませんが、
実際にリリースをやってみると、すっきりしますし、思っていたより簡単と、気づくはずです。
もちろん、リリースの後のアフターケアも、とても大切です。
<リリースしたら、何が良くなるのか?>
軽やかになって、自分自身が愛=豊かさの波動に、共鳴しやすくなります。
愛=豊かさを呼び込みやすい体質になります。
受け取ることに、恐れがなくなると、
流れ込んでくる豊かさを押し戻すことも、なくなり、一緒に豊かに、流れていくことができます。
そして、もちろん、何が受け取るべきものなのか、色々なワークを通じて、もっとクリアになっているはずです。
不要な前提、感情、トラウマを手放して、蝶のように・鳥のように軽やかに、豊かさへ向かって飛び立つ、3日間。
どうぞ、お越しください!
6月 14, 2018 | コンシャス・ダンス, 女性と自然, 聖なる女性性・セイクリッドフェミニン
前回のブログでは、女性の人生に取って、時間を取って、リトリートに投資することが、いかに大切か、を熱弁しました。
さて、とうとう、ダンスと女性性について、書きます。
ヨガ・瞑想リトリートを通じ、リトリート概念に触れ、女性的なスピリチュアリティへのアプローチに慣れ始めた私。
この頃、無性に”踊りたく”なっていました。踊るのは、気持ちいい事だからです。
「どうせなら、いい踊りをしたい」という、ぼんやりとした意図を持ったまま、偶然出会った、コンシャス・ダンス。
日本でも教えられている、5リズムのクラスに行きました。
衝撃でした!
クラブやダンスクラス以上にガンガン踊れて、しかしその背後にある明確な意図 – 聖なる空間へつながっていく事、
癒し、が、見事に実現される事。
クラブとはまったく違う、安全な場と、優しく、オープンなコミュニティ。
そして、背後にある、しっかりとしたヒーリングとトランスフォーメーションの、構造。
平日はガッツリと、リサーチ・アナリストとして経済データや地理データや統計ソフトを扱いまくりながら、
ワシントンDCで、今でも私が敬愛するティーチャー、Ann Kiteのこの5リズム・コミュニティに、3年間通い詰めました。
Ann Kiteは、5リズム以外の様々なコンシャス・ダンスのトップティーチャーを、世界中から自分の街に呼んで
ダンス・リトリートを開催するという、すごい事ができる人でした。
おかげで私は、Open Floor、Azul、と言った、似て異なるコンシャスダンスへのアプローチを、世界のトップティーチャー達が
地元まで来てやってくれるリトリートを通じて、習えるという、ありえないラッキーな経験をし続けました。
伝説の砂漠フェス、バーニングマンにも、ただ10日間コンシャスダンスを踊り続けたい、の一心で参加。
2016年にアメリカを出てからも、ありとあるところで踊り続けてきましたが、
そのうちに、浮かび上がってきたものは・・・
・感情を感じて、体を通じて、表現する事が、どんどんと可能になっていった。
ロジックで行きてきた私が、アクセスできなかった部分。女性性の一つである、感情と、豊かな表現。
音楽に、心、感情、体を乗せて、フリーフォームならではの自由自在な動きの中で、感情と表現が、
自然と生まれていきました。
・曲線的な、柔らかい、しなやかな動きが、出てくるようになった。考えから、直感とハートへの移行。
プロダンサーと違い、どう動こうかと振り付けを考える事や、美しくあろうと考える事はほとんどなく、
鏡もほとんど見ないで踊っていますが(コンシャスダンスは鏡を見ずに踊ります)、
コンシャス・ダンスに入り込む前の自分は、確実に、箱に収まったような、直線的な体の動かし方をしていたと思います。
体が変わると、思考も変わる。直線的でロジカルな思考から、直感と、ハートベースの発想に、シフトして行きました。
正直、女性の思考回路が、それまで殆ど理解できなかったぐらい、私は男性社会で男性的な思考に訓練されて生きてきて、
ロジックの通ってないもの、頭を通じてプロセスされていないものを、受け付けられない所まで近づいていました。
ダンスを通じて、ハートチャクラと直感:女性性のチャクラがオープンになった、とも言えます。
・自分らしく生きるための、強さと勇気が芽生えた。
一方で、強さと勇気も、芽生えてきていました。
自分に正直に、隠すところなく、全てを表現する。その中から、周りが私に期待する生き方ではない、
私の魂が、本当に求める生き方とは何か、その模索へと向かって行って、構わない、という、自分への許可を与える、
与えるための勇気が、自然に芽生えて行ったのでした。
アメリカで大学院を出て、やっと手にした、大きな組織での安定した仕事を去って自分の道を追求する という決断も、
ダンスなくしては、ありえなかった事だと思っています。
6月 8, 2018 | Uncategorized, コンシャス・ダンス, 女性と自然, 聖なる女性性・セイクリッドフェミニン
前回のブログで、私が、過去セクシーで美しいスピリチュアルのアプローチに惹かれ始めたくだり、書きました。
さて2012年には、先述のShiva Reaの輝かしいエネルギーに惹かれ、初の10日間海外ヨガリトリートに飛び込みました。
コスタリカの海岸にある、楽園という名が正にふさわしい、世界トップのヨガリトリート・リゾート、
Blue Spiritの神々しいヨガスタジオで、100人の参加者と、朝に夕にShivaのヨガ、ダンス、毎日サーフィン、最高の
ベジタリアンフード、、
(しかもラッキーにも彼女のマッサージまで受けられ)、超超ラッキーな経験を、ハタヨガ初心者にして経験した私。
Shiva Reaは当時から聖なる女性性が大ブームだったCaliforniaベース。女性性の全面的な肯定と、
力強い芯の通った男性的な安定感が素晴らしいティーチャーです。
<Blue Spiritは美が形を取った最高のヨガリゾートでした。(建てたのは男性です<3)>
エネルギーが完全に浄化され、前向きな思考に、スーパーヘルシーな体を、10日間で得た私。
”こんな世界が存在したのか”と衝撃を受けました。
スピリチュアル・リトリート。それまでの私の人生には存在しなかった、概念でした。
”セルフケアのために、精神を深めるために、自然の美しい場所で、美しい時間を、すべてから離れて、満喫する”
日本の都会で働く女性たちで、セルフケアのためのダンス・ヨガ・瞑想のリトリートに、
時間とお金を割く人は、まだごく少数です。
もっと、日本に、リトリート文化を。
なぜ、リトリートが、女性にとって、大切なのか?
・家族、仕事、プライベート、すべてに便益のシャワーがもたらされるから
子育て中の母の方も含めて、一人で”引きこもる=リトリート”し、リセットをし、自分を取り戻し、心身を浄化し、
美しい本来の自分に帰ってこそ、良い仕事、良い家庭環境、良いプライベートを築けるパワーを持つことができる。
・そして、それは、普段の環境から遠く離れて自然に行く事、時間をしっかりと取る事で、起こる事だから。
体を健康にし、目まぐるしい思考から抜け出るためには、それなりの時間の投資が、必要です。
自然豊かな場所に身を置く事で、エネルギー、感情、色んな面でのシフトが、起こります。
・そして、そんな変化は、内面からの深いシフト/リセットを通じて起こる事だから。
美味しいものを食べ、温泉につかる といった事のリラックス感や、楽しい感だけでは達成できない、
内面からのセルフケアを、ヨガ、瞑想、ダンスなどを通じて、行っていくのです。
・抑えられがちな女性性をうちから解放させる事が、リトリートでは、可能になります。
職場など普段の硬めの環境。どうしても、男性視点から作られている社会。そこで伸び伸びしていない女性性を、
体を通じたワーク(ヨガアサナやダンス)などを通じて、思う存分解放させてあげる環境が、
あなたのバランスと輝きに大きな助けになります。
日本では7−10日間のリトリートに参加できる人は少なくても、せめて3−5日間のリトリートを行う事で、
目に見える、見えない両方の強力なインパクトが、その後の生活や人生に、もたらされるのです。
→ 今回は、リトリートの概念が新しい方へもオープンに、日帰り2日方式と1泊2日方式で、提供しています。
野性の女のミニリトリート 祈りの森編 関東 6/16-17
野性の女のリトリート 水と龍のヒーリング 関西 6/30-7/1
コスタリカでは、こんな目的のためだけに作られた場所が、存在するという事も、衝撃でした。
(コスタリカは、泣く子も黙る、ヨガツーリズム大国なのです)
そして、参加しているのはヨガティーチャーと言った人たちだけではない、私のような、
普通のビジネスパーソンが、たくさん参加していました。
圧倒的に女性が多かったのは、確かですが、一定数の男性がいたのも、印象的でした。
では次に、ヨガ・瞑想でウキウキだった私が、ダンス瞑想に吸い込まれていく様をお届けします・・・
続く・・・
<リトリート参加者とのウキウキ写真>
6月 5, 2018 | Uncategorized, コンシャス・ダンス, タントラ, 女性と自然, 聖なる女性性・セイクリッドフェミニン
よく、「Akikoさんは、どんな人生の変化を辿って、今の瞑想とかダンスとかタントラとかをするまでに至ったのですか?」
と聞かれます。
過去20年ほど、常に自然派ではありながらも、やはりキャリアウーマン一筋で、ものすごーく男性的だった私の女性性が、
どう開花して行ったのか。(なお、今でも私の男性性は、力強いです!)
こと、
「フリーフォームのダンスと女性性の開花とのつながりが、やっぱり、ピンと来ない」
多くの女性の参考になるかもしれないと思いますので、ちと、話は長くなりますが、このブログで、書いてみる事にしますよ。
(タントラ、自然を通じたシフトについても、また書きますね!)
<ステップ1.ヘビーな別れをきっかけに、芯が欲しくて、瞑想を習い始めた>
アメリカ院留学をし、院の不眠生活、パナマやアフリカでの超ハードコアな政策インターンシップをサバイバルし、
卒業後、ワシントンDCに上京した10年ほど前。
結構ヘビーな別れを経験しました。当時、婚約していたのでした。
公園で彼と別れを告げた後、周りが見ているのも気に留めずに、ボロボロ泣きながら通りを歩いて、
その足で、ヨガセンターで開かれていた、ビパッサナ瞑想クラスに、初の瞑想クラスとして参加したのを覚えています。
瞑想中もずっと泣いていました。
直感として、自分の心理・精神面に、足りなすぎる部分があって、なんとかしたい!
そして、今瞑想というものをしないと、自分で自分が維持できない!と思ったからです。
いわゆる、男性性的な、ビシッと芯を通し、揺るがない、大きな感情の揺れに揺さぶられない、
全てを見通せる、そんな自分が、瞑想を通して、欲しかったのです。
<ステップ2.さらにヨガを習い始めているうちに、女性性と、スピリチュアルが並存する事が、気持ちよくなってきた>
1ヶ月後、別れのダメージを癒しつつのビパッサナ瞑想が、だいぶいい感じになってきました。
さらにこの瞑想を毎週開催している、ワシントンDCのど真ん中にある、おしゃれなヨガセンターで、ヨガを習い始めました。
当時からアメリカでも、ヨガはすでにだいぶんファッション的な感じで。しかし、
キレイな女の子が、キレイで高いヨガ服をまとい、高いヨガマットを持って、おしゃれにやっている感じが、
実は私は、昔から好きではなかったのです。
ヨガっちゅうものは、真面目に、がっつりやる、インドのものだろう! と思っていたので。
いわゆる、禁欲的(男性的)な精神性、です。真面目でないとダメ、チャラチャラしたのはダメ!
それが精神世界とゆうものだ
と、禅の日本で生まれ育った私は、思ったわけです。
しかしながら。やっているうちに、実はそのおしゃれヨガセンターが、結構ヨガの本質を極めている事や、
その中心的存在である、某超大御所セレブのヨガティーチャーShiva Reaが、女性的で野性的で美しい事を、
さらっと大前面に出しているのが、すごく自然で、インスピレーションを受けるのでした。
キレイでかつ瞑想的なのが、共存している感じが、意外と「気持ちがいい」と言う事に、気がつき始めました。
この辺りで、どうやら、女性的でありながら、精神的であることを、前向きに捉えられるように、なってきました。
次回に続きます・・・
5月 28, 2018 | コンシャス・ダンス, 聖なる女性性・セイクリッドフェミニン
ダンス瞑想である、コンシャスダンスを通じて、「内面から輝く自分を作っていく」って、どういう事でしょうか。
型の文化である日本で、日本にある型って、本当に美しいです。体を動かす型で言えば、舞も、武道も。
その一方、あえて型がほとんどない、フリーフォームのコンシャスダンスは、型という外の部分がない分、
どれだけ、自分の内面を大切にするか、目に見えない自分の本質につながるか、が鍵になります。
コンシャスダンスが、輝かせる内面って、何でしょうか。
社会の中で、他人の期待、他人の評価に沿って、私たちは日々、体を動かしています。
例えば、女性の場合、日本女性は、こう動くべし、こうあるべし、という、
女性としての型というのが、日本文化は、すごく厳密に、あります。
その規範の中で、外面としての体が動き続ける中、内面もおのずと、型に沿ったものに、なります。
例えば、おしとやかである事、品が良い事、きちんとしている事・・・
どれも、素敵な事です。
ただ、それが、かなりの部分、生まれ育った環境と、周りからの期待からできていて、
日本女子として当然そうあるもの、そうなければ、美しくはない、と思って、形成されてきたもの、です。
野性の女のリトリートという、日本的にはかなり激しい名前のリトリートを構想した時、私は、
女性の万華鏡のような多面性に、想いを馳せたんです。観音や菩薩ですら、ありとある顔を持っているんです。
野性の持つ意味は、また別に触れますが、
言いたいのは、女性が内面に持っている輝きの質は、本当は、いろんな顔を持っていて、
その一方で、これが私だ、と決め込んで、外に表現している事が、多いんじゃないかなぁ、と。
フリーフォームが、ちょっと不安、怖く感じる、という人がかなり多いようなので、なぜかなぁと思うと、
この、社会の規範から、はみ出る感じ、言われた事ではなく、自分で感じて動く感じが、
すごく違和感があるのかも、しれません。
ヨガだと型があるからやりやすいけど、ダンスはちょっと・・とか。
でも。
外からの目に囚われずに、自分の内面に向き合って、それを表現できる場、
それがダンス瞑想には、あります。
誰からも指示される事なく、自分自身の内面を見つめて、
それを形に取って表現する事によって、内からの輝きが、自然に、身につくのですよ。
作られた美ではない、偽りのない、自分自身としての美、輝き。
これを私は野性の美、と呼んでいますが、内から自然に輝いていく、そんな事を、ダンス瞑想が、
してくれる、と思っています。
野性の女のリトリート 関東・関西、ご参加される方、募集中です<3